シャトー・カップ・ド・フォジェール 2011
シャトー・カップ・ド・フォジェール 2011
メルロ85%、カベルネフラン10%、カベルネソーヴィニヨン5%(ネット調べ)
AOCカスティヨン・コート・ド・ボルドー
1408円(税込)
このワイン、20数年前にまだ赤ワインを飲むようになり始めたころに一度飲んだワインです。
当時は1500円ぐらいだったような。それがあれよあれよという間に2000円を突破してました。
結局2000円もだして買う気になれず、(おいしくないんじゃなくて、元の値段を知っているというケチな考え)
今回、お安く見つけたのでどんなワインだっけと、ボルドーが飲みたかったこともあって購入。
色は少しレンガがかったルビー色。
とってもメルロー。
みっちりした味と舌触り。甘さもあります。
ただ、開いていなかったのか少々コンパクトな印象もありました。
で、ずーっと、「はて、どこかのワインに似てるような???」と
気になっていましたが、美味しいので気にせず飲んでました。
ちなみにさすがに季節的に暑くなり、前日から冷蔵庫に入れ、
飲む1時間ほど前に冷蔵庫から取り出し、抜栓して常温で置きました。
私は赤でも、白でも飲む1時間前ぐらいに抜栓します。
その方が空気に触れて開くかなと。
あくまでも私の考えだけです。
それから暑くなると赤ワインでもばんばん冷蔵庫で冷やします。
だって、20度以上にもなっているワインは飲みたくないですから。
この日のご飯はトビウオの塩焼き、厚揚げの味噌汁、小松菜のお浸し。
「なんでこのメニューでボルドーの赤やねん!」って言われそうですが、
魚でもいいからボルドーの赤ワインが飲みたかったんです。
それに、今の時期のトビウオって旬なようで、割と脂ものってるし、
味もしっかりしてます。魚自体も新鮮だったのでまったく生臭くない。
ボルドーの赤でもマッチング良好でしたよ。
トビウオとあわすとカシスのような味が広がりました。
でも何かひっかかったままでした。
「どっかのワインに似ているような気が・・・」
思い出したんです。
このワイナリー、ミッシェルロラン氏がコンサルしてたんでした。
私、ミッシェルロラン氏は好きでも嫌いでもないし、何の恨みもありません。
ただ、この人がコンサルすると、どこのエリアのどのブドウでも
ぜーんぶ同じ味のワインになってるような気がします。
(気がするだけですよ。あくまで個人的感想ですよ。)
この人がコンサルしたワイナリーって売れるんでしょうね。
ただ、前にも書きましたが、みんな同じ味を目指してもつまんない。
(と思うだけですよ私が。)
たぶん、ブラインドで飲んだら、私、このワイン絶賛してると思います。
だってとってもリーズナボーな価格だもの。
アンダー2000円なら上出来ですよ。
ただ、「なんだかな・・・残念」と思うのでした。
お気を悪くされた方がおられたらすみません。
とってもいいワインであることは間違いないです。
ワイン好きな方へのプレゼントにもいいと思います。