宅飲み安うまワイン

家で飲んだ安くておいしいワインの記録。

シャルドネ キュベオオウラ 2018-SC

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銘柄 シャルドネ キュベオオウラ 2018-SC

品種 シャルドネ

地区・原産国 ブドウは山形県高畠町 醸造滋賀県

生産者 ヒトミワイナリー

2970円(税込)

 

またか!と思われるかもしれませんがまたもやヒトミワイナリーです。

実は緊急事態宣言前にワイナリーを訪問して、12本いろいろ買ったのであります。

当社からワイナリーまで高速道路を法定速度で走っても90分弱。

ワイナリーにいけばおいしいパンやオリーブオイルがあったり、

何より、数種類のワインが無料で試飲できるのでドライブがてら

行ってきました。もちろん、試飲するのは同行した当社会長のお仕事です。

 

さて、このワイン、いかにもヒトミワイナリーのシャルドネって感じです。

どこのシャルドネとも違う、このワイナリーだけができる味かな。

少しデラウエア感もあるのですが、これがこのワイナリーの蔵付き酵母の味なのかも。

ヴィンテージの後ろに「SC」とありますがスキンコンタクトのことのようです。

同じワインでスキンコンタクトさせてないものもあり、そちらは昨年飲んでいるのです

がとてもピュアなシャルドネでした。

こちらは、しっかりしたコクとうまみがあってややラムネのような感じがします。

ミネラル感もしっかりしていて微妙に泡感も残っています。

複雑に入り組んだ味で舌の上でくるくる様々な表情を見せてくれました。

とがった酸もありますがしなやかでまろやか。うまみもしっかりあり、

温度が上昇するとフラワリーな香りが柔らかく上がってきました。

 

この日のご飯は焼き餃子(by 551蓬莱)、サラダ(バルサミコのドレッシング)
餃子のあとに飲むとかすかに桃のフレーバー。

桃の種のようなニュアンスと青りんごのような酸味。

結構いいバランスでした。

餃子はたれをつけてもワインは全く負けません。

むしろ、たれのうまみを引き出しつつ、肉の香りや餃子の

トータルバランスをアップさせるいいワインでした。

もう1本あるので秋ごろに開けようかな。

 

 

ダッシュウッド・マールボロ・ソーヴィニョンブラン 2020

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銘柄 ダッシュウッド・マールボロ・ソーヴィニョンブラン 2020 

品種 ソーヴィニョンブラン

地区・原産国 マールボロ ニュージーランド

生産者 ダッシュウッド

1419円(税込)

少し緑がかった金色。

草やかすかに桃の香り。口に含むと後からミネラル感が出て

柑橘系の酸味と雰囲気が出ます。

香りもマスカットっぽい香りや桃の香りが増加。

しっかり辛口ですがフルーティさもあって親しみやすい味。

オールマイティな感じです。

この日のメニューは生ハムいちじく、ミートソースのポテトグラタン、

少しいお高い(1本530円)のブドウパン。

生ハムいちじくにあわせると酸がきて桃感がすーっときます。

ミートソースだとうまみがいっぱい。

ぶどうパンだととってもグッド。パン自体が少し甘めなのですが

とってもいいマッチングです。

生ハム単独だと総合感が急上昇。

ちなみに、軽くトーストした食パンだとストイックになりつつ、

ピンクグレープフルーツ感が出現。

暑い季節にとってもいいワイン。

 

クルード・カタラット・ズィビッボ 2020

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銘柄 クルード・カタラット・ズィビッボ 2020

品種 カタラット75%、ズィビッボ25%

地区・原産国 シチリア イタリア

生産者 マーレ・マンニュム

1168円(税込)

 

暑いですねー。

こんな日は冷えた白ワインが吉。

夕食もゴーヤ、めんたいの白パスタにシーザーサラダ。

期待しつつ開栓。

フルーティでマスカットみたい。ライチ感、微妙に苦み、ミネラル感が広がって

やさしいゲビュルツみたいです。コクもあってミディアムボディな感じ。

サラダにとてもよく合いました。

パスタにもばっちり。めんたいでも生臭みなくいいバランス。

旨味がアップします。後口にかすかに青りんごのような甘酸っぱさ。

シュペートレーゼのリースリングから酸味を引いた感じかな。

夏にとってもぴったり。この蔵は同じタコのラベルで赤もありますが、

そちらもおすすめです。

アンジュルージュ ラ・セニュリー 2016

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銘柄 アンジュルージュ ラ・セニュリー 2016

品種 カベルネフラン

地区・原産国 AOCアンジュ ロワール フランス

生産者 ルデュックフロアン

1463円(税込)

 

久しぶりのカベルネフラン。カベルネフラン、守備範囲が広いような気がして

大好きです。お手頃価格が多いし。このワインもついさっきアップした

ブルピノと同じお店で購入。

2016年物ってもう古酒の範囲かと。色はレンガがかった赤紫。

ふんわりしてますがタンニン強めの第一印象。

ピーマン感も結構ありました。

少し時間が経つと(15分ぐらい)、ジューシーになり

チャーミングな印象に変化。

舌の上でころころ転がる味と酸味。軽いAOCボルドーみたい。

やや主張に欠けますが、じんわりと来るワインです。ベースはしっかりしているので

食中酒としてはオールマイティになんでも合いそう。

最初は小さめの軽いグラスで飲んでいたのですが、ボルドー用のグラスに変えると

豹変しました。味と香りが豊かになり、バランスのいいボルドーになりました。

古いワインなので開くのに時間が必要だったのかもしれません。

いいワインです。

ソワフ ブラン 2020

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銘柄 ソワフ ブラン 2020

品種  デラウェア60%(山形県産)

   ナイアガラ40%(岩手県産を中心に一部山形県産)

地区・原産国 滋賀県 日本

生産者 ヒトミワイナリー

1870円(税込)

 

すみません。またまたヒトミワイナリーです。

でも、ほんとにいい蔵なんです。いいワイン作っておられます。

色はとてもきれいな金色。わずかに発泡。

微妙に苦みがあります。でも嫌な苦みではありません。

ライトボディとのことですがとてもしっかり感があります。

軽くはないですね。

最初はデラウエアがぱんぱんにきたのですが、ふと、それだけでは

ないような気がしてよく調べてみるとナイアガラとの混醸でした。

二つのブドウがおたがいに補完してとってもよい味になっています。

食用のデラウエアを食べたあとに感じるような甘い香り。

でも味はそんなに甘くありません。素直で純粋な味。

繊細さ、コクも両方兼ね備えています。

和食にぴったり。

ぜひ一度お試しください。

ブルゴーニュ・ルージュ レ・プリエール 2018

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銘柄 ブルゴーニュ・ルージュ レ・プリエール 2018

品種 ピノノワール

地区・原産国 ブルゴーニュ フランス

生産者 ドメーヌ・ドゥニ・ベルトー

2700円(税込)

 

かれこれ20年以上前から飲み続けている蔵のワイン。

ブルゴーニュで私が基準にしている蔵です。

とてもクラシカルなピノ。ここのフィサンが大好きで

以前はかろうじて1級畑が5000円までで買えたような気がするのですが・・・

数年前、いつも買っていたお店がいきなりよその県に移転したことや

それまで懇意にして頂いていたスタッフさんも皆さんいろいろあって

辞めててしまわれたこともあり、しばらく疎遠になっていました。

つい最近、久しぶりにお店の近くまで行くことがあり、

ここのワインが飲みたくなって訪問しました。

お値段を見てびっくり。

村名フィサンが税込みで4000円オーバー。前は3000円でおつりがきたのに・・・。

まあ、値上げはしょうがないですが。ネットで検索しても同じレベルのお値段でした。

 

この蔵のAOCブルゴーニュは初めてです。

2018年ではまだ早いだろうと思い、1時間前にデカンタしました。

色は透明感のあるやや赤めの紫に微妙にピンクを混ぜたような感じ。

かすかに発泡砲感があります。やはりまだはやかったのかな。

でも、とってもピュアで繊細、複雑さのあるとってもおいしいピノ

コクもあってビロードのような舌触り。

かすかにコーヒーとあんずの感じ。

ニュージーランドピノのようにごくわずかにミント感もありました。

矛盾するようですがしっかりした味、きめ細かく繊細複雑さもあり

コルトンの特級物みたいでした。

しみじみ「おいしいなぁ~」と思わせてくれる稀有なワイン。

 

 

キュヴェ 風 (KAZE) シャルドネ 2019

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銘柄 キュヴェ 風 (KAZE) シャルドネ 2019 

品種 シャルドネ

地区・原産国 ラングドック フランス

生産者 ドメーヌ・ド・ラ・ガランス

1771円(税込)

 

この日のご飯は豚の冷しゃぶ、えのきとコーンのソテー、小松菜のお浸し。

ということで扱ったこともあってこのワインを抜栓。

色はとても美しい金色。ミネラル感があり、白桃の種の周囲の果実感。

酸味もいい感じ。クリーミーさも感じます。後口に少しパイナップル感。

口の中で水平にすーっと広がる味。

お浸しにあわせるとワインが柔らかくなってお浸しも豊かな感じになりました。

ソテーだとワインがねっとりしついい感じで引いていきます。

豚だとボディ感が出て、まろやかになりつつもミネラル感や酸が出て

いいバランスになり絶妙です。

価格の割にはとってもしっかりしたいいワインですよ。

あわせる食べ物もオールマイティになんでもOKな予感。

お勧めです。