宅飲み安うまワイン

家で飲んだ安くておいしいワインの記録。

プロジェクト・クワトロ・カヴァ

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銘柄 プロジェクト・クワトロ・カヴァ

品種 マカブー40% チャレッロ40% パレリャーダ15% シャルドネ5%

地区・原産国 カタルーニャ スペイン DOカヴァ

1900円ぐらいだったと。

 

暖かった日中、泡ものが飲みたくなりました。

この日のご飯が肉じゃがコロッケだったのですが、

ロゼか泡ものがいいだろうと物色。

銀色のカヴァーにつつまれたカヴァがこっちこいと・・・。

(またもや病気)

すぐ隣には同じ価格帯でサングレ・デ・トロ・カヴァ・ブリュットがありました。

こちらも赤いラベルが目立ちます。

わかんないので店員さんに違いをお聞きしてみました。

曰く、クワトロのほうがドライでかつコクもありますよと。

トロのほうはやや甘めですとのこと。

コロッケが甘めなので、甘いワインはしんどいなとクワトロをチョイス。

色は薄い金色。口に含むとしっかりコクがあってドライ。

あとから甘さが追いかけてきますがひっぱりません。

トーストみたいな香りやナッティなイメージもありました。

コロッケ(ソースなし)にあわすとまず酸がたつのですが

コクと香りが追いかけてきます。

このワインには入ってないですがマカベオっぽい。

コロッケにとんかつソースをかけるとコクが広がり複雑さが展開します。

ソース自体に酸味があるので、ワインの酸味がマスクされるのかも。

泡は細かく、ガス圧もいい感じです。

カヴァにしては高めですがいいワインですよ。

強いてあらをあげるなら、シャンパーニュに寄せようと頑張ってる感が

見えることでしょうか。

(個人的見解ですよ)

 

パーリーゲイツ ピノ・ノワール 2018

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銘柄 パーリーゲイツ ピノ・ノワール 2018

品種 ピノ・ノワール

地区・原産国 ウォーカーベイ 南アフリカ

生産者 クルーガー・ファミリー・ワインズ 

2965円(税込)

 

素晴らしい!!!

もろに当社のタイプのピノノワール

色がいい。とっても薄く、やや茶色がかったガーネット。

とってもピノのいい香り。絶妙なケモノ感。

さらっと口入ってきてベリーやアメリカンチェリーみたいな感じ。

舌触りは微妙にとろっとした感じがしました。酸味もほどよく

クラシカルなピノにややサンソーっぽさを足したイメージ。

うまみ、酸味、コク、複雑さが絶妙のバランス。

この日のご飯は鶏むねのチキンカツ。玉ねぎ、わかめの味噌汁、

オリーブ入りのサラダ。

チキンカツととってもいい感じ。ふわっとワインの香りが舞い上がり、肉のうまみが

じわーっと広がります。味噌汁でももちろんOK。

ブルゴーニュに求める味とは違いますがとってもいいワインです。

 

バルディビエソ ブリュット ロゼ

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銘柄 バルディビエソ ブリュット ロゼ

品種 ピノノワール シャルドネ

地区・原産国 セントラルバレー チリ

生産者 ビーニャバルディビエソ

1100円(税込)

 

超ハイコスパ。すばらしい。白のスパークリングも含め、

この銘柄あれば他はいらないです。1000円スパークの巨匠。

以上。

 

ではつまんないので・・・。

色はオレンジに紫を足したような色。

むかーし、むかーし飲んだシャンドンのロゼのミレジウムを思い出しました。

味も香りも色もそっくりです。(多分・・・20年前の記憶です。)

カシス、ダークベリーのようなイメージ。

コクもしっかりあります。

口に含むとコクが先行し、絶妙な酸がきます。ボディ感もじんわりとあって

すばらしい。で、冒頭のような評価になるわけです。

泡はやや大きめですが、雑ではありません。

後口に絶妙な甘みも感じられ、とってもちゃんと造られたピンクだなぁと。

この日のご飯はミートボールパスタ。

当社はパスタ率が高いです。みんな好きですから。

ワインとミートボールをあわすとワインの複雑さが爆発しました。

ミートボールの香辛料の香りもアップ。

ほんと、いいワインでした。

超絶おすすめ。

 

 

 

ガブファミリー フルーツオーケストラ 2019

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銘柄 ガブファミリー フルーツオーケストラ 2019

品種 シュナンブラン、ヴィオニエ

地区・原産国 ウェスタンケープ 南アフリカ

生産者 ジャーニーズ・エンド

1925円(税込)

 

この日のご飯はトマトソースパスタ、鶏むねの酒蒸し、サラダ。

これはしっかり系だけど個性的な白ワインでしょということで

このワインをチョイス。

ほんとはこのワイン、初めてなので味は知らなかったのですが、

なんとなくセパージュで決定。

色は薄い麦わら色。とてもクリア。

少しだけ甘さと苦みを感じます。コクがあっていい意味でしっかりしていて、

照りのある味わい。

オイリーな感じもあり、とてもなめらかな舌触り。

香りはライチの甘い香りをもう少しドライにして鋭くとがらしたような感じ。

サラダにわさびと玉ねぎのドレッシング(市販品)をかけてあわせてみると

苦みは消えてまろやかに。

鶏むねだとしなやか、シルキーに。ふわっと花のような香りがします。

ラベルにスイートローズのアロマとありましたが言われてみればそんな気がします。

スイートローズってよく知りませんが・・・。

ライチのほかに花のような香りがするのは確かです。

味についてわかりやすく言うとソービニヨンブラン+セミヨンのボルドーブランに

華やかさを加え、優しくしたような感じですね。

トマトソースパスタでもよく合っていて、苦みと甘味が絶妙のバランスします。

セミヨンのようなコクもはっきりしました。

とっても良くできたワイン。和食にも合いそう。

温度が上がると色々な果実の雰囲気でまさにフルーツオーケストラです。

とってもよかったですよ。

 

ローヌ バイ ロジェ サボン 2016

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銘柄 ローヌ バイ ロジェ サボン 2016

品種 グルナッシュ主体

地区・原産国 AOCコート・デュ・ローヌ フランス

生産者 ロジェ サボン

1920円(税込)

 

金曜日のお楽しみワイン。

この日のご飯は生ハムサラダ、キッシュ、キノコのアヒージョクラッカーのせ、枝豆。

贅沢な夕食です。

お店のおすすめワインだったので期待して抜栓。

色はやや赤めの紫。

抜栓直後から芳醇、しなやか、シルキー。とてもいい感じです。

かすかにスミレのよう。

アフターにコーヒー、チョコ、ダークベリーの感じがふわっと舞い上がります。

シラーが多いブレンドかと思いましたが、

ネット情報にによるとグルナッシュ主体だとか。ちょっと意外。

生ハムにあわせると酸味がふわっと上がってきます。

キッシュだとすごくまろやか、複雑さが出てきます。

とてもおおきな輪郭の味。

一切れだけ奈良漬け(瓜)にあわせましたが、

酒粕の香りが舞い上がり、直後にワインが追いかけてきます。

ワインがふわっと、まるで、大きな風呂敷でくるむような感じでしょうか。

(どんな感じ??)

枝豆が一番ワインの味がくっきりしました。

ただ、複雑さが消えたような感じになって不思議。

きのこのアヒージョクラッカーのせだとワインの味の

高いトーンがでて面白い味でした。

いいワインでした。

スキン・コンタクト 2019

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銘柄 スキン・コンタクト 2019

品種 グロ・サンマルタン40%、ユニ・ブラン40%、ミュスカ・ダレクサンドリー20%

地区・原産国 カオール フランス ヴァン・ド・フランス

生産者 マス デル ペリエ

2500円(税込)

 

5本1万円セットの1本。

お値段はバーゲン価格みたいです。

この日のご飯がカキ、エビのミックスフライセットとサラダだったので

このワインをチョイス。大正解!!

色はにごった黄金色。

今ワイン、一応白ワインのくくりみたいですが、実際はオレンジワインだと思います。

セパージュがものすごく混醸なのでローヌみたいな味かなと思いましたが、

もっと上品でとてもピュアな味でした。

すこしライチっぽい味が中心にあって、そこに白い花のような華やかな香りと味が

広がります。大きな白いユリを連想しました。

当社会長によると青いパパイヤみたいな香りでオリエンタルな香りだそうです。

ゲヴュルツトラミナーにグレープフルーツを足したような感じもあり。

嫌なえぐみもなくミックフライにぴったりでした。

奥行深く懐の大きなおきなワインでした。

見つけたらぜひ試してみて下さい。

アルパカ ピノ・ノワール 2020

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銘柄 アルパカ ピノ・ノワール 2020

品種 ピノ・ノワール

地区・原産国 チリ

生産者 サンタヘレナ

500円(税込)

 

生協さんの宅配で購入。お値段は確か500円ぐらいかと。4本セットの1本。

チリの格安ピノノワールは地雷。フロンテラで経験済み。

ま、地雷だけどいいわと開栓。

この日のご飯は居酒屋メニュー。

煮豚、ホタテのアヒージョ、ナムル等々。

色はとっても透明感のある紫。

口に含むとどんな味でしょうか?

大人のグレープジュースでした。

アルコールも入ってました。

わりと渋みもあり、舌触りはきめ細かいです。

でも、ピノらしさはありません。

赤ワインといえば赤ワインですが、ピノに期待するものはありません。

ただし、ご飯にはなんにでもあいそうです。

実はこのワイン昨年9月に2019年物をアップしましたが、

その時のほうがおいしかったと思います。

この価格のワインとはいえ、2020はまだ早いのかもしれません。

そして、低価格のピノは難しいなぁと実感しました。