宅飲み安うまワイン

家で飲んだ安くておいしいワインの記録。

ノストラーダ テンプラニーリョ 2019

f:id:blancdenoirs:20200905150407j:plain
f:id:blancdenoirs:20200905150438j:plain

ストラーダ テンプラニーリョ 2019

テンプラニーリョ

DOタラゴナ カタルーニャ州 スペイン

857円(税込)

 

仕事帰りに、デイリーに飲めるワインがないことに気づき

近所の酒屋さんで1000円までの赤ワインを探してみました。

条件的には、今まで飲んだことがない銘柄。

できれば北半球産。

1000円までなら気にすることもないかとは思いましたが、

あんまり濃厚でなく、何にでも合わせやすいワインであること。

定番商品で手に入れやすいこと。

そんな贅沢なワインはないわいなと言われそうですが、

物色してみました。

北半球なら南仏産、スペイン、イタリア。

南半球なら、チリ一択。ただし、チリ産は銘柄は有名どころが

よりどりみどり。

チリ産なら、以前アップしたダンシングフレイムで決まりなのですが、

今回の条件からは外れるし、何度も飲んでいるのでパス。

南仏産もなんだかピンとくるものがなかったのでパス。

イタリア産は地雷臭プンプンで回避。

結局、スペイン産なら裏切らないだろうと思いこのワインにしました。

 

数日、忘れたふりして冷蔵庫にて放置。

急に赤ワインが飲みたくなった水曜日に開栓しました。

(スクリューキャップでした。)

色はガメイのような紫色。

最初は少しタニックで少しえぐみがありましたが

すぐに気にならなくなりました。

温度のせいかもしれません。

少し時間がたつと、とてもフルーティで親しみやすい味になりました。

いい意味で、グレープジュースに渋みとアルコールをたしたようなイメージ。

食用のデラウェアのような甘い香りと後口。

 

この日のご飯はイチジク生ハム、豚スライスの野菜巻き照焼き風、

厚揚げと小松菜の煮びたし

イチジクだけでも渋みがたつわけでもなく、ワインの複雑さがでました。

イチジク生ハムだと全てがまろやかになりいい感じです。

生ハムの塩分がいいのかもしれません。

厚揚げの煮びたしだと、食材の香りが引き立ちます。

一番よかったのは豚スライスの野菜巻き。

ワインのフルーティさが全開になりました。

割と繊細で複雑な感じもありましたよ。

お値段以上のワインです。

ただし、背ラベルにあるフルボディというのは盛りすぎ。

ライトよりのミディアムボディです。