クインテッサ イルミネーション 2014
クインテッサ イルミネーション 2014
ソーヴィニオンブラン
ナパ産62% ソノマ産38%
カリフォルニア
おおよそ6000円弱
買ってから1年以上寝かしていたかと。
よって、値段は忘れました。6000円も出していないと思います。
カリフォルニアワインって、補糖し過ぎの甘さがきらいで、
最近はあんまり飲んでいませんでした。
ただし、20年以上前には好んで飲んでいた時期もありますし、
新婚旅行(なつかしー。ネズミ国世界でした。)で飲んだカルフォルニアワインと
現地のご飯はとてもおいしかった。
それより前のアトランタ五輪前年に行ったアメリカで(1ドル75円ぐらいの時期)
飲んだモンダヴィやケンウッド、デローチは忘れられませんが。
でも、このワインはラベルで買ってしましました。
ゆずとグレープフルーツをたしたような味。
結構な美味しい苦味。
残糖が多そうな感じ。でもしっかり厚みのあるボディ。
少し時間がたつと甘い香りに変化しました。
色はシャルドネのような金色。
味も葡萄の果実由来の甘みと甘い香りが出てきました。
とてもクリーミー。
この日のご飯は鶏ももの塩焼き。薬味には高山のしょうが味噌。
若竹煮、パン(ベーコンエピ、チーズとキノコをのせたフランスパン)。
鶏ももの脂を流し旨みがでます。
いやな脂ではないので脂のうまみが複雑にからみだしてとてもいい味になりました。
それから意外にも若竹煮にあう。
このところワインを煮物にあわすことが多いですが、結構あうんですよ。
醤油やだしの旨みにワインがうまくマッチングしているようです。
しょうが味噌だとワインの中間域の味があふれだして味噌の旨みが引き出されます。
ベーコンエピにあわすとクリーミーさが増大して味が広がります。
ただ、鶏の甘みがでるとワインの柑橘系のような苦味が出ました。
面白いワインです。
最後の方はかすかにピーチネクターのようなフレーバーが感じられました。
時間の経過とともにトロピカルなニュアンスが出て変化に富むいいワインでした。