エステートリザーブ・レッド 2011


グレネリー
シラーズ40% カベルネソーヴィニョン40% プティヴェルド10% メルロ10%
1934円(税込)
ボルドーのシャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ ラランドの
元オーナー、メイ・エレーヌ・ドゥ・ランクザン夫人が始めたワイナリーだそうです。
だから???と思いながら抜栓。
よくありますよね。〇〇の××が手掛けたワインとか言うの。
私はいつも、「だから何?」って思ってしまいます。
ワインって「誰が作った」というのも大きいですが、それより、
「どこで作った」のほうが大事かなと思います。
べつに、南アフリカでボルドーを目指さなくてもええやんかと・・・。
目指すものが一つだと多様性がなくなってつまんない。
日本酒だってそう。
まぁ、おいしければええんですが。
さて、このワイン、はっきり言って美味しゅうございました。
ボディ感もあって、ふくよか。かつ、非常にクリア。
でも、ボルドーを期待すると残念な気持ちがするんじゃないでしょうか。
私は、このワインとってもよくできてるし、美味しいワインだと思います。
シラーズからくると思われる甘み、プルーンかベリー系のおだやかな酸味と
チョコレートっぽいこく。そんなところでしょうか。
なんとなーく、昔飲んだポムロルのワインを思い出しました。
この日は自家製ローストビーフにあわせてみました。
文句なしのマッチングでしたね。
わりとしっかり脂がのった肉だったのですが
脂を洗い流すだけでなく、肉の香りやうまみも引き出すいいワインでした。
って堂々と勝負してほしいワインです。
普通は2000円後半のワインみたいですがお買い得だと思いますよ。