宅飲み安うまワイン

家で飲んだ安くておいしいワインの記録。

ネッビオーロ ダルバ 2016

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銘柄 ネッビオーロ ダルバ 2016

品種 ネッビオーロ

地区・原産国 ピエモンテ イタリア

生産者 テッレ デル バローロ

1210円(税込)

 

生産者組合の高コスパなワインです。

ここのワインはとっても高コスパ。カジュアルに飲めてとてもいいですよ。

この日のご飯はギョーザ。今回は味の素の冷凍品です。

冷凍ギョーザってとても便利ですよね。

簡単に焼けて失敗がない。味も悪くない。

当社では、冷凍ギョーザは味の素か王将ですが、王将のほうは、

味の素と比べると、すこし餡がねっとりした感じでしょうか。

味の素は、結構、味の素の味。(変な言い回しですね。)

 

色はとってもクリアなガーネット。

高価なボルドーのようなしなやかな舌触り。

ビロードのようです。

アンズのコクに控えめなベリーのような酸味。

奥行きがあって水平にもすーっと広がる透明感のある味。

高級な食用のブドウから少し甘味を引いてコクをプラスした感じ。

ギョーザに合わせると冷涼感がでてきて面白い。

これからは少し冷やして飲むと吉。

 

 

 

 

ガヴィ 2018

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銘柄 ガヴィ 2018

品種 コルテーゼ

地区・原産国 ピエモンテ イタリア

生産者 ピオ・チェーザレ

1848円(税込)

 

急に蒸し暑くなった五月下旬の夜、すっきりさわやかなワインが飲みたくて

このワインをチョイス。この日のご飯はタラのフリッター。

タラは塩やウスターソースでいただきました。

色はソービニヨンブランみたいな少し緑がかった金色。

柑橘系の香りが舞い上がります。黄色のグレープフルーツみたいです。

若干の苦みもあってとてもおいしいワイン。

非常に爽やかな味です。

ソービニヨンブランとシャルドネのいいとこどりみたいな感じ。

かすかに青りんごのような香りもしていい感じ。

これであと1500円ぐらいだと言ううことないのですが、

一流の造り手でそれは難しいかな。

これからの季節にぴったりなワインです。

この蔵は結構好きな蔵で、バルベーラなんかもおいしいですよ。

 

 

ビーズニーズ シュナン・ブラン ヴィオニエ  2019

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銘柄 ビーズニーズ シュナン・ブラン ヴィオニエ  2019

品種 シュナン・ブラン86%、ヴィオニエ14%

地区・原産国 ウエスタンケープ 南アフリカ

生産者 ビーズニーズ ジャーニーズエンド

1300円(税込)

 

白ワイン界における超高コスパワインに入りそうなワイン。

 

色はきれいな麦わら色。

少し甘めでまろやかな味わい。すっきりした酸。

絶妙な苦み、トロピカル感があって白い花のイメージ。

全体的な印象としてはしっかり感、フレッシュ感が同居して

飲み飽きしなさそう。複雑さもあって奥深い。

 

この日のご飯は鶏モモの竜田揚げ、アスパラ・キャベツ・トマトのサラダきゅーり・みょうがの酢の物、舞茸の味噌汁。

味噌汁には合いません。だめです。

アスパラだととてもいい感じで味が開きます。

トマトも酸味と甘みのバランス(トマトの)がよくなりました。

竜田揚げだとワインの甘味が出てきて、かつ、酸味もシャープになりました。

ワインの味の中間域が持ち上がります。

酢の物は面白い味になります。ワインがグレープフルーツっぽくなって

渋みが出ました。でもおいしいです。

この日は特別にチーズケーキ(スフレ?)があったのですが、

チーズもワインもふんわり香っていい感じでした。

ただし、当社会長的には、この組み合わせはいまひとつだったようです。

おすすめワインですよ。

 

 

 

 

ポークパインリッジ・シラー 2019

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銘柄 ポークパインリッジ・シラー 2019 

品種 シラー

地区・原産国 スワートランド 南アフリカ

生産者 ブーケンハーツクルーフ

1892円(税込)

 

ここのところ南アフリカ率が高いです。

だって本当においしいし、コスパ高いですから。

いわゆるニューワールドものとは違い、クラシックな感じがして

当社的には大当たりって感じです。

 

この日のご飯はマーボナス。ということでこのワインをチョイス。

色は紫強めのクリアな赤紫。

プルーンの甘味をこがした感じのような味。

開けたては少し固くてまだ若い感じですが時間が経つと、

まろやか感がでてきてまったりいい感じに。

オーストラリアのシラーズみたいなところもあります。

マーボのピリ辛感をワインの甘味がうまく昇華させてくれて

とってもいいです。バランスもとれてすばらしい。

マーボナスのほかにはホウレンソウとえのきのお浸し、

ギョーザ、かす汁

お浸しだとチョコ感がアップ。

ギョーザやかす汁でもチョコチョコします。

びっくりしたのがきゅうりの糠漬け。

スミレ感がでてシルキーになりました。

乳酸系だからでしょうか。

おいしいわいんですよ。 

バルベーラ・ダスティ 2019

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銘柄 バルベーラ・ダスティ 2019

品種 バルベーラ

地区・原産国 ピエモンテ イタリア

生産者 カンティナ・ポヴェロ

1078円(税込)

 

今宵のご飯はポークチャップ。

ということでお手軽イタリアンにご登場願いました。

色はリッチな赤紫。

プルーン、ダークな色のベリーな感じ。

しなやかでしっかり感がある舌触り。

後味はやや甘めでバニラの香りが舞い上がります。

スペインのモナストレルみたい。

ご飯はポークチャップのほかにはトマト、ポテトサラダ。

トマトとよくあってびっくり。トマトの酸味がおとなしくなり、

甘味が引き出されました。ワインの味も横にすーっと広がります。

ポテサラだとジャガイモが香ります。当然、ポークチャップは文句なし。

豚肉の甘味がでて、ワインと一体になりいい感じ。

時間が経つとフルーティになりました。

甘く、地味だけど、高コスパのオールマイティなワインです。

アルピ・レティケ・ビアンコ 2019

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銘柄 アルピ・レティケ・ビアンコ 2019

品種 キアヴェンナスカ

地区・原産国 ヴァルテッリーナ ロンバルディア イタリア

生産者 ニーノ・ネグリ

2700円(税込)

 

この日のご飯は野菜の肉巻き。

何かワインが飲みたいけど、何を開けようかと思案。

赤でもなく白もなんだか。ロゼがあればいいのにと思っても

ないものねだり。で、

「そうだ、白のキアヴェンナスカがある」

と、このワインがあることを思いだしました。

 

色はかすかにオレンジな金色。

わずかに乳酸の香りとオレンジのような香りと味。

うまみがすごいです。

酸味もいい感じでしゃきしゃきしていてすばらしい。

とってもなめらかな口当たりで果実味に富んでいます。

肉巻き(照焼き風)にあわすと、コク、香り、うまみがアップ。

付け合わせにきゅーり、かにかま、みょうがの酢の物があったのですが

意外とOK。ワインのうまみがしっかり合うのかもしれません。

このワイン、輸入元では欠品中ですが6月に入るそうです。

少し高めですが一度試してみる価値はありますよ。

ポークパインリッジ ソーヴィニヨンブラン 2020

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銘柄 ポークパインリッジ ソーヴィニヨンブラン 2020

品種 ソーヴィニヨンブラン

地区・原産国 フランシュック 南アフリカ

生産者 ブーケンハーツクルーフ

1513円(税込)

 

色は照りのあるうすい金色。

草の香りがしてミネラル感ばっちり。うまみがしっかりあって、苦みが少々。

少し時間が経つとトロピカルな味と香り。

キノコとエビの白パスタにばっちり。

キノコ香ります。シイタケと相性がよさそう。

グレープフルーツ感も出ててきてとてもいい感じです。

少し温度高めがおいしいと思います。

和食にも合いそうなとてもよくできたワインです。

お値段もうれしい1500円少々。

意外と肉でもいけるのではないかなと。

少しもっていうとサンブリといい勝負しそう。

コメントは少ないけどおすすめですよ。